画像解析による検査の専門的な企業
1980年に設立されたカンダシステム株式会社は、東京から神戸に拠点を移し、約30年ものあいだソフトウェア開発に取り組み続けています。
得意分野は画像解析で、画像を元に計測したり検査や複数の画像を比較するといったプログラムの開発経験が豊富で、ノウハウの蓄積もあります。
面積測定や位置決め、測長に画像結合、焦点合成や品種判別など画像解析でできることは多いですが、外観検査もその1つです。
具体的には欠陥やキズ、汚れや形状の判別といった内容で、肉眼では判別できなかったり、人力だと効率が良くないケースにおいてプログラムが価値を発揮します。
基板の微細回路の場合は、製造が行われたものに断線やショート、欠けや本来ないはずの突起がないかなどが詳しく調べられます。
カンダシステム株式会社の画像解析は微細回路欠陥検出や携帯外観検査、バイト先端摩耗を調べたり三次元画像の活用、製品の表面にあるキズの判別、金属面の錆面積計測といった開発実績があります。
採血管自動判別のソフトウェア開発も行っていますから、医療分野にも貢献していますし、医療関連メーカーからの依頼も少なくないです。
技術を応用して動画から画像を抽出、比較することも可能なので、一見するとできないことはなさそうですし、アイデア次第で更なる活用に繋がることも十分にあり得ます。
オーダーメイドでソフトウェア開発を行う企業ですから、製作費には相応の覚悟が必要ですが、低予算でも要望に応える姿勢なので、相談してみる価値はありますし実現する可能性も決してゼロではないです。